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ダライラマ法王にお会いして

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ダライラマ法王にお会いできるという幸運に恵まれ、朝7時に部屋を出て、お寺へ向かいました。
セキュリティが厳しく、あらかじめパスポートと書類を提出して登録して、もらっていたカードを見せ、
荷物チェック、身体チェックを受け、お寺の中へ。
すでに数百人の人でごったがえす中、外で並んでいた時に知り合ったフランス人の年配の女性Fさんと一緒に席を取りました。

ダライラマ法王が来られるまでの間、Fさんと、おしゃべり。
彼女は、20年間、チベット仏教を学ばれており、現在は、カルマパというチベットの僧侶につかれているそうです。
許しや慈悲について、語り合い、二人で涙ぐんだり・・・
何か通じるものがあり、お互いに、どこかの前世で一緒に僧侶として修行をしていたかもしれませんね、なんて話しをしていました。

法王さまは、多くの人たちに囲まれてやってこられました。
Fさんといい席を確保していたにも関わらず、
報道陣がわーっと周りを取り囲み、一瞬しかお姿を拝見することができませんでしたが

「この方が、かのダライラマ法王か~」と実際にすぐ目の前にいらっしゃる、そのエネルギーの中に
一緒にいさせていただけることが感動でした。

1回目、お姿を拝見した後、休憩時間に外に出た時、世界が、違ったもののように感じられました。

たった一目見ただけで、五感を変えてしまわれるほどの
お力を持った方なのですね。
改めて、ダライラマ法王と言う方がどんな方なのかを実感いたしました。

ちなみに、Fさんによると、
ダライラマ法王は、チベット仏教の悟りの段階において
10のレベルの中の最高のレベルにおられるそうです。

休憩後、2回目お姿を拝見すると、今度は涙があふれてきました。

法王さまが、頭を低くしながら、とっても優しい笑みを浮かべて、
周りのみなさんに挨拶しながら歩いて行かれる姿を見て、その存在から伝わる謙虚さ慈悲心が
私の深いところに触れたのです。

周りのみなさんの顔も、とても嬉しそうに輝いています。

最初の2日間は、一日4時間ほどに及ぶ法話でした。

参加されなかった外国人の方に、「どんな話をされてた?」と聞かれて、
実は、ろくに思い出せないことに気づきました。
かなり100%集中して聞いていたにも関わらずです。

フレンチカナディアンの彼女は、
「あまり興味をそそられないのよね。
誰かから、どんな話をしていたか聞きだして、
それで興味が持てたら、今度行ってみようかと思うんだけど・・・」

「百聞は一見にしかず、という諺が日本にあるんですが、
何を話されていたかよりも、
実際、会われて、法王さまの「あり方」(存在)から学ぶことの方が多いように感じました」
「その諺、フランス語にもありますよ!」なんて会話をしてました。

何を話されていたのか、改めて聞かれると思い出せなかったので
法話中、いったい私は何をしていたのか、考えてみると、
いままで私がいたヴェーダンタの環境と比較していたのかな。

ヴェーダンタと似ているところがかなりあるな~と思ったり、
でも、大きな違いは、仏教の教えには「慈悲の心」(compassion)があることだな~

でも、伝えている真理は同じだな~
道のり(手段)が違う、解釈が違う、表現が違うけど、
行きつくところは同じだな~とか。

実際に、法話の後で、法王さまがおっしゃっていたことをプラクティスしてみると、
効果を実感し、なるほど、なるほど、
チベット仏教では、こんな道からゴールへ行くのかと
パズルがいくつかはまったような、嬉しい気づき。

フランス人Fさんや、チベット人で勉強熱心な方に、
自分が今まで知っていた見地(ヴェーダンタと比較して)から生まれた
矛盾点や疑問を聞いていくと、より真理への理解が深まったようです。

一つのことが浅いまま、いろいろなことに首をつっこんでしまうと、返って混乱し、
いつまでたっても、初心者になってしまいますが、

あることを深く追求した後に、何か違うものに触れてみると、
より、理解が深まる気がします。

3日目は、法王さま自ら、イニシエーションをくださるとのことで
私は全く予定していなかったにも関わらず、流れにのることにしました。

本当は、2日間だけ参加して、3日目は、ムンバイのヴェーダンタの学校に出発しようと
思っていたのですが、電車のチケットが運よく取れず、3日目も参加することになったのでした。

ダライラマ法王さまから、直接のつながりを作っていただけるということ

そして、これからいつでも、どこにいても、
宇宙の全ての生きとし生けるものの幸せを祈る、
そのために自分の努力を捧げていくということを決断する

イニシエーションは、私にとって(そして、あの日一緒にイニシエーションを受けた多くの仲間たちにとって)
そんな意味を持っていました。

3日目は数時間に渡り、法王さまが儀式を執り行われ、
様々なマントラを唱えられ、
私たちの中に、エネルギーを流して、マントラの種をまいてもらい、
(マントラは、力のある人から直接与えられることで、
マントラを唱えると効果を発揮できるのです)

象徴的な印として、赤い糸を手首に巻きました。
これは、法王さまとの、「つながり」を表すのだそうです。

参加者の中には、キリスト教やイスラム教の方もいらっしゃり、
法王さまが、彼らにもガイドされていました。

「クリスチャンは、キリストを目の前にイメージしてください。
ムスリムは、アッラーをイメージしてください」
と言う風に。

これは、ある30代半ばの地元のチベット人の方によると、
「今までに聞いたことなかったので、とても驚いた。
間接的にだけれど、法王さまが、いろんな思想の方にも
このチベット仏教のプラクティスをしてもいいと
お許しになったのだと捉えました」
とのこと。

私も、これまでヨガやヴェーダンタを学んできて、
毎日これらをプラクティスしているので、
さらに、そこに仏教のプラクティスを加えていくことは、
混乱をもたらさないかという危惧もあったのですが、
どうやら、その心配はなさそうだということが
いろんな方と話していてわかりました。

今までのヨガのお祈りとも、少し言葉は違いますが、
肝心な真理のところは同じように感じますので。

いろんな形に顕れていても、全ての神、ブッダは、1つなのですから。

返って、多くのマスターに囲まれて、パワーアップ!!!したように感じます!
今、私の部屋には、多くのマスターたちの写真に囲まれ、見守られています。
ダライラマ法王さま、お会いできて幸せです。
生徒のみなさんとも、慈悲の心、大きな愛のパワーを分かち合わせてくださいね。

全てのみなさまが幸せでありますように!!!

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