世界を旅する&遊ぶ

私たちは、みんな物乞い

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先日、友人たちと聖山アルナーチャラの周りを歩く「プラダクシナ」に行ってきました。
プラダクシナには、アウターパスと、インナーパスの2通りの道があります。
アウターパスは、山の外側の道路に従って歩いていくもので、インナーパスは、山のすぐそばの自然の中を歩きます。
満月の日には、いろんな地域の人や地元の人たちも集まって、大勢の人がこのプラダクシナを行っています。

かつて、ラマナマハリシもよく歩かれていたのですが、
お亡くなりになってからは、もう誰も歩かなくなったそうです。その後、ある有名なインド映画の俳優ラジニカーンが「プラダクシナをすれば、自分の望みが全て叶う」などと歌ったため、大勢の人が集まるようになったのだとか。

私のヴェーダンタの先生は、「今歩いている人たちは自分の欲望だけで歩いている。信仰心などはかけらもない」と冗談ぽく皮肉っていました。

私は、アルナーチャラの中を歩いて、丘の中腹にあるアシュラムで瞑想する方が好みなので、あまりプラダクシナはしないのですが、カナダ人の友人たちが訪ねてきているのもあって、彼女たちは自然の中で過ごすのが大好きなので連れていくことにしました。
私一人では、インナーパスを案内するのは心もとないので、去年からの知り合いであるオーストラリア人の友人に案内してもらいました。

途中出会うインド人の子供から大人まで、「ペンをくれ」「ビスケットをくれ」「お金をくれ」と言ってきます。
私はきりがないので、素通りしてしまうのですが、友人たちは心優しく、
「ペン?あったかな~。あ、あったあった、はいどうぞ」
「ビスケット?あ、持ってるよ。はいどうぞ」と太っ腹な対応です。

狭い道では、4歳くらいの子供たち2人がプージャ(儀式)の真似ごとをしていて、
最初見た時は、「うわ~かわいいな!」と思ったのですが、
そこを通るには、どうぞ、お金をここに入れていってください、とジェスチャーで伝えてきます。
なんと、たくましい。ご両親の指示なのかも

しれませんが、生き残るためには小さい頃からいろいろ
知恵を働かせているんですね。

「くれ~くれ~くれ~」
の物乞いたちにインドではどこにいっても出会いますが、
ヴェーダンタの先生がおっし

ゃるには、私たちだって、みんな物乞いのようなもの。
プラダクシナだって、みんな何か御利益を求めて歩いて

いるわけですから、私たちだって同じなんですよね。
アルナーチャラをバックに。湖にも影が映っていてキレイですね。
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(カナダ人のシスター、ベスと)
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(もう一人のシスターで、フレンチカナディアンのジョージと、オーストラリアのアンドリュー)

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