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インド人のおもてなし

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先日、インド人ご一家のお宅に招待されました。
アシュラムで待ち合わせ、バイクで、彼らの住む村まで。
初めて来る場所です。
私は、ごちゃごちゃしたタウンか、
アシュラムの周辺しか知らないので、のんび~りした素朴な
田園風景が広がる村を訪れるのは、とても新鮮な気持ちでした。
私が住んでいるアシュラムの周りでは感じることのできない、
ゆ~っくりと流れる時間、手のくわえられていない自然、
澄み切った空気、素朴な村人たちに触れ合いながら
バイクに乗ること30分。
家に着くと、ご夫婦の長女(20歳)、次女(16)、長男(14)
が自己紹介してくれ、名前を聞きました。
みんな、神さま、女神さまの名前です。
ご主人が、家の中を案内してくれます。
「ここがキッチン、これが皿を乾かす場所で、ここがお祈りをする場所。
普通インドの家は、キッチンは家の一番奥にあるんですが、
妻が、テレビを見ながらご飯を作ったりできるように、
また子供たちがリビングにいるときに、おしゃべりしながら
ご飯が作れるように、リビングの隣に、キッチンを作ったんです。」
とまあ、奥さんを愛されている様子がよくわかるお話!素敵ですね。
リビングに案内され、 
「これが、テレビです」との説明に、心の中で、くくく、と笑ってしまいました・・・
次は、中庭。
雨が家の中に入り込むようにして、暑さ対策をしているとの説明。なるほど~!
インドでは、暑さ対策をしなければ、絶体絶命ですものね!
一般のインド人の方たちがどのように暑さ対策をしているかがわかり興味深かったです。
私は普段、ご飯を作る時は、買ったお水(20Lの大きなボトルを買います)で
野菜を洗ったり、煮たりするのですが、
一般のインド人の家庭では、普通の水道水を使うはず・・・
私はこの水で、2回、かなりひどい腹痛を起こし、1週間寝込んだ経験があるので、ドキドキ・・・
でも、村全体で使っている水は、水道水でも大丈夫だよ、との説明。
確か、以前お腹を壊したときにも、聞いた同じ説明だったので、大丈夫かなと
思っていましたが、その言葉を信じて、いただきました。結果、何事もなかったです!
お昼には、カレーそして、ダルという豆を粉状にして、小麦粉を混ぜて油で揚げたスナックをいただきました。
とても美味しかったです!
長女のPさんが、昨年結婚されたとのことで、写真を見せてもらいました。
なんと招待客2000人だそうです!
写真集はとても分厚く、「この人が、一番目の伯父さん、この人は二番目の伯父さん・・・三番目が・・」
など説明を聞きながら1時間以上写真を見ていたでしょうか。
疲れてきましたが、失礼にならないように、最後まで見終わり、
ほっと一息ついていると、
「次は、お母さんの結婚式の写真集!」
と、次の分厚い写真集が現れました!(汗・・・笑)
ご飯の後、チャイが出て、ゆっくり過ごした後、
長女のPさんが、ダンスが好きだと言うので
Pさんと私で踊りました。
Pさんは、インドのアップビートな音楽で。彼女は、ちゃんとダンスを習ったことがないのに
他の人たちにも振付ができるのだとか!すごいですね。
妹の、Lさんが、私のダンスで、体が柔軟なのを見て、
「私もヨガをやりたい!」
彼女はまだ16歳なので、今からヨガを始められたら、すごくいいですね!
結婚したばかりの長女のPさんも、子供を生む準備として、ヨガをしたい!とのこと。
ヨガに関心を持ってくれる人が増えるのは、とても嬉しいことです!
知らない間にPさんが、弟のK君に頼み、水を買いに行ってくれたらしく
「はい、どうぞ。あなたが喉が渇いてたの、知ってたのよ!」とボトルを
手渡され、感激!そうです、すごく喉が渇いてたんです!
でも、水道水しかないので、我慢してました。
20歳なのに、しっかりしてます。お母さんが働きに出ていたので、
妹、弟たちの面倒を母親代わりに見ていたそうで、20歳と思えないほどの貫録があります。
さて、そろそろ帰ろうかなとしていると、
みんなが、銀のお皿にプレゼントを入れて、手渡してくれました。
赤と白のバラと、第三の目につけるビンディ(女性のおしゃれ用です)、
髪の毛を結ぶゴム、手首にジャラジャラ何重も重ねてつけるバングルがありました。
こんなにおもてなしをしてもらった上に、プレゼントまで!
「今日、家に帰って夜ごはん作るの大変でしょう?」と、
お昼に作ったご飯の残りまで、箱につめてくれました。
また、「あなたの好きなインド映画のDVDをどうぞ」と数枚のDVDを貸してくれました。
去年、おととし、ケララのインド人ご一家のところへ遊びに行った時もそうでしたが、
「え~!こんなにも!」と驚くくらい、
ほんとに、インドの方たちは、最大限のおもてなしをしてくれるんですよね!
家族総出で、自分ひとりに集中しておもてなしをしていただけるなんて、
本当に贅沢でありがたいことです。
数日後、ヨガに興味を示したPさん、Lさんをうちに招待して、ヨガをし、ランチを食べました。
二人とも、お出かけということで、きらびやかな衣装で登場。
おうちにいたときよりも、何倍も美しく見えました。
インドの方は、衣装も、アクセサリーも、とにかく、キラキラしていて、
目が眩みそうなくらい輝いています!
ヨガでは、3人で愛のやりとりを感じ、3人ともとてもエネルギーが強くなったように感じました。
ランチでは日本のカレーを作りました。スプーンを出して渡すと、手で食べ始めたので、
インド料理や、インドのお店や、インドのおうちでは手で食べるのが普通に感じていたけど、
自分が作った料理を自分の家で、誰かが手で食べるのを見て、一瞬、頭の中が混乱しました。
「そっか、そっか、すっかり忘れてた!インドの人は手で食べることに!」
もう、インドも4年目で、すっかり当たり前になっていたはずなのに、
シチュエーションが違うと、こうも頭は混乱するものなんですね。
その後、うちのアパートの窓に使うカーテンを買いに、二人につきあってもらいました。
二人のお母さんが、布を売っているお店で働いているのです。
二人がしっかり、窓の寸法を測り、布もどれくらい必要かを考えてくれ、
「あなたは隠れてて」といって、レジでインド人価格で購入してくれました。
しかも、後で、「これはプレゼントです」と何メートルもの布をプレゼントしてくれたのです。
この前のおうちにお邪魔した時のお返しに、うちに招待したはずだったのに、
またもや、お世話になってしまいました・・・
残りの人生は、お返しのために生きていくんじゃないだろうかと
インドの人のおもてなしに出会うと特にそう思いますね。
でも、本当に、私たちは、生まれてから、両親や兄弟、友人やいろんな人、自然から
たくさんのものを与えられて育ってきて、きっとこれから死ぬまでも
たくさんのものを与えてもらうんでしょうけど、
今後の人生全てをお返しのために使っても足りないくらい、
数え切れないくらいのものをいただいているんですよね。

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